こんにちは、ユイスです!
ペットを飼っている方にとって犬は私たちの大切な家族の一員です。そんな愛犬たちが健康的な生活を送るためには彼らの健康管理も重要です。しかし、多くの飼い主が見落としがちなのが、犬の口内ケアです。特に、犬の歯磨きは健康的な笑顔を保つために欠かせない要素です。
今回の記事は、犬の歯磨きの重要性、適切な方法、そして歯磨き指導について詳しく説明します。
この記事で分かること
- 歯磨きの重要性
- 歯磨きの頻度
- 準備するもの
- 歯磨きの始め方
- まとめ
1. 歯磨きの重要性
犬の歯磨きは彼らの健康に直接影響します。
歯周病や歯石のたまりは、痛みや口臭、食事の制限などを引き起こすことがあります。
さらに、歯周病が進行すると、心臓や腎臓など他の臓器にも影響を及ぼす可能性があります。したがって、定期的な歯磨きは犬の健康を維持するために不可欠です。
2. 歯磨きの頻度
犬の歯磨きは毎日が理想的ですが、なかなか毎日はしんどいと思う方が多いと思います。
犬の歯垢は3日で歯石になってしまいます。そのため、少なくとも3日に1回は行いましょう。
歯ブラシを使用する際、犬用の歯磨きペーストを使い、人間用の歯磨きペーストを避けることが重要です。
犬用の歯ブラシや指サックも市販されていますが、最初は指で歯茎や歯をマッサージすることから始めることをおすすめします。
歯磨きを始めるために準備するもの
歯磨きを始めるために、この3つは準備してください。
- ご褒美のおやつ
歯磨き練習には沢山おやつを与えます。そのため粒の小さなおやつまたは小粒のドックフードを用意します。
犬は、量よりも貰えることに喜びを感じるので、小さくちぎってあげてもちゃんと満足してくれます。
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- 犬用歯磨き粉
歯磨き粉は歯茎と歯を傷つけないためにも必ずしようします。この時人用ではなく必ず犬用を準備します。
※人間用は犬にとって有害なキシリトールが含まれているためです。
愛犬の大好きな味を選ぶことも大切なポイントです!
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- 歯ブラシ
歯ブラシは必ず愛犬の口のサイズに合ったものを選びましょう。
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ここからは本題の歯磨きの始め方を解説していきます。では行きます。
3. 歯磨きの始め方 3ステップ
ここからは、実際に歯磨きをお互いに楽しく行うための3ステップを解説していきます。
愛犬に歯磨きを好きになってもらうために少しずつ時間をかけて焦らないのが一番のポイントです!!
犬が歯磨きができるようになるまでに約3か月かけて練習していくのがベストです。
初めから長時間の歯磨きはせずに1回1分~スタートし1日の回数を増やします。慣れてきてから少しずつ時間を延ばしていきましょう。
step
1口元を触ることができ、全ての歯を見ることが出来るようにしよう!
まず初めに、丸めたおやつで小さなおやつを食べさせながら逆の手で口元を触り、嫌がらずに触れたら唇をめくり歯や歯茎にも触っていきます。
嫌がる前に辞め、必ずおやつをあげます。このとき、目一杯褒めます。
ポイント
嫌がったときにおやつをあげてしまうと、嫌がることが良いことと勘違いしてしまうため、必ず嫌がらずにできた時にご褒美としておやつを与えてほめるようにします。
最初のステップでは、「歯を触られる=ご褒美がもらえる」を覚えてもらうことが重要です。そのステップが出来たら次に進みます。
step
2歯ブラシのことを好きにさせる!
次に、歯ブラシを見せて同じ手に隠しておいたおやつを見せ、少しずつご褒美を与えながら歯ブラシに慣れさせます。この時点では、まだ歯ブラシは使わず見せるだけです。
このステップでは、「歯ブラシを見る=ご褒美が貰える」を覚えてもらうことが重要です。そのステップが出来たら次に進みます。
step
3すべての歯を磨くことが出来るようにしよう!
次に最後のステップです。実際に歯ブラシを使って歯磨きをおこないます。歯に当てる時は必ず犬用の歯磨き粉をつけるようにしましょう。
スタートは歯ブラシを歯に当てるだけ。嫌がらずに歯ブラシを当てることが出来たらご褒美を与えます。
慣れてきたら少しずつ歯ブラシを動かします。ここでも少し動かせたらご褒美を与えましょう。
外側が磨けるようになったら内側も磨いてみましょう。
歯磨き粉は愛犬の好きな味を選ぶことも喜んで歯磨きをさせてもらうポイントです!
5. 定期的な歯科検診
最後に、犬の歯科検診を怠らないようにしましょう。獣医師による歯の健康チェックとプロの歯石除去が、犬の口内健康を保つのに役立ちます。
犬の歯磨きは彼らの健康的な生活を維持するために非常に重要です。正しい方法で歯磨きを行い、獣医師のアドバイスに従うことで、愛するペットの健康を守り、幸せな笑顔を保つことができます。飼い主の責任として、日常の歯磨きルーチンを取り入れ、犬の口内健康をサポートしましょう。
まとめ
冒頭でもお伝えした通り、歯磨きはできれば毎日行うのがベストですが、難しい場合は3日に1回でも構いません。歯磨きができない日は、歯磨きガムや液体デンタルケアなどのデンタルケアグッズを活用しましょう。大切なのは少しずつでもいいのでケアを続けることです!
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愛犬そして飼い主さんにストレスがかからないように1日1本ずつ磨き始めるなど簡単なやり方から少しずつ始めるようにしましょう。
歯磨きは、犬の健康を守りながら新しいスキンシップの機会ができ、癒しの時間が増えるでしょう。
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